プレーパークでの怪我、リスクとハザードの考え方について

プレーパークは子どもたちが「自分の責任で自由に遊ぶ場」です。

故に実際遊び場ではケガが起こります。

怪我は起きてほしくはありませんが、「怪我を起こさせない」ことを目標にすると、子どもたちの自由を制約し、プレーパークが開催できません。

そこで私たちは、他のプレーパークでも採用している「リスクとハザード」という考え方に基づいて、遊び場の管理を行っています。

リスクは子どもたちがチャレンジした時に失敗するかもしれない予測可能な危険性です。そうは言いますが、あまりに無謀なチャレンジは大事故につながりますので、子どもに声かけをすることはあります。

一方ハザード予測できない危険性のことです。例えばハシゴが突然壊れる、ロープが緩むなどで怪我をするなどです。このハザードについては、毎朝遊び場を確認し、遊び場の中での危険性を除去するよう努めています。

何でも「危ない」で片づけるのではなく、リスクとハザードの考え方を採用することで、子どもたちが「自分の責任で自由に遊び・過ごす場」を確保しています。